資金について

手持ちの資金は、おおむね次の4つに分類できます。「準備資金」「短期資金」「中長期資金」「利殖資金」の4つです。まず準備資金ですが、この資金は、何かことが起こったときに使う資金です。したがって、いつそのことが起こるかを把握しにくいという特徴があります。そのため、いざことが起こったときには、すぐに現金化できないと困ります。つまり流動性リスクの少ない資金である必要があるわけです。預貯金などがこうした資金には適しているといえるでしょう。

次に短期資金ですが、この資金は、数年以内に起こることが予想される出費に対する資金と位置づけられます。例えば、お子さんの入学資金や、住宅取得の頭金などがこれに当たります。この短期資金がないと、ライフプラン上、予定していたイベントが行えなくなってしまいます。したがって短期資金も、できるだけ安全性の高い資産として確保しておく必要があります。ローリスクローリターンの金融商品などで堅実に運用することが求められるといえるでしょう。

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次に中長期資金ですが、この資金はおおむね5年以上先に起こると考えられるライフイベントのために備える資金といえるでしょう。ある程度、時間的な余裕がありますから、リスクの許容度を考えて、収益性と安全性を組合わせて運用することができます。子供が15年後に大学進学する予定ということであれば、自動積立定期などの安全性の高い預貯金による資金作りと、公社債投信などへの積立投信を組合わせることによって、必要なお金を積み立てていき、預貯金だけでは期待できない資金を貯めるという方法が考えられます。

またさらに先に必要とする資金であれば、もっと収益性の高い金融商品、すなわちもう少しリスクの大きい、金融商品で運用していくこともできるでしょう。中長期資金のリターンは投資によって行えます。中期の場合には、公社債投信、長期の場合には株式投資信託や外貨建て証券などの金融商品を対象にしてもよいでしょう。さらに目的のない余裕資金がある場合には、利殖のための資金である利殖資金として、リスクの高い金融商品で高いリターンを狙うことができます。

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